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会社を辞める決断編
プロフィール

合同会社コンパソーレ

このブログでは、再就職支援という仕事を通じて感じたことや、就職のための心がまえ、また就職を成功に導くテクニック等も交え、様々なことをブログにしていこうと思います。

私は、これまで15年間に亘り再就職支援の仕事をしてまいりました。

再就職と聞いて皆さんはどのようなイメージをもたれるでしょうか。

長年、日本は終身雇用、年功序列という人事制度のもとに、新卒で入社した会社を定年まで勤めることが最善という価値観をすり込まれてきました。

私も、父親から「職を転々としてはいけない、ひとつの会社を勤め上げることが大事」と聞かされて育ちました。

そのため、再就職は、特に中高年の世代にとっては、難しい、大変な事態というイメージが一般的かもしれません。

企業は、終身雇用を維持できる体力がなくなり、世の中の急速な変化は経営の先を見通すことが難しい時代となり、労働力は変動費として考えざる得ない時代になっています。

それでもまだまだ日本の社会は転職をポジティブにとらえる環境にはなっておらず、できれば大企業で終身雇用に守られた安定した暮らしを望んでいる人も多いでしょう。

私は、再就職支援会社で、いわゆるリストラの一環として実施された「希望退職」に応募した方々の就職のお世話をしてきました。

その多くは50代以上の方で、定年まで勤め上げようとしていた矢先の不測の事態といえます。そのため、その困惑や心配は大変なものだと思います。

リストラ、希望退職という言葉を聞いてからもう何十年ぐらいになるでしょうか。

今では一般的なリストラという言葉ですが、経営危機に陥った企業だけでなく、どんな企業でも起こりうる事態です。

会社から希望退職を通達された場合、どのように考えればいいのでしょうか。

辞めることを決断するには、様々な要素があると思います。

様々なことに視点をおきながら、退職について考えていこうと思います。

会社を辞めるにあたって、まず考えることは経済的問題です。

会社を辞めたとして、どの程度収入は下がってしまうのか心配になるのは当然です。家族を養っていればなおさらですし、将来にわたってどのように生活していけばよいか不安です。

次に仕事はどうなるのか、自分のやりたい仕事は見つかるのかという問題です。

今までスキルの高い仕事をしていれば、それを活かす道もありますが、特にスキルといえるものがなく、また、自身が次にどんな仕事をしていけばよいか思い浮かばないという方も多いでしょう。

そもそも退職後の生活や就職活動はどうすればよいのか、という不安も大きいものです。

辞めた後の雇用保険(失業保険)の手続きや、社会保険の変更、それから始まる就職活動にどう取り組めばよいのか、考えたら煩わしいことばかりです。

次回は、今あげた3つ視点から順に考えていこうと思います。

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